megmogu’s diary

帝王切開ママの気持ちに寄り添いたい、2歳と4歳の子供をもつ30代主婦の子育て記録。

失敗しない授乳服の選び方

 

こんにちは。

前々回、夏越え妊婦さんに『腹巻』をおすすめしました。

その理由の1つとして、授乳服でなくとも冬場の授乳タイムが苦痛にならないことを挙げました。

前々回の記事:夏越えの妊婦さんにおすすめ - megmogu’s diary

 

しかし、授乳服が全くいらないか?というと、私はそうは思いません。

 授乳服にも良い所があるからです。

私は1人目を出産したとき、いろんなタイプの授乳服を購入しましたが、

 購入して良かったものもあれば、要らなかったものもありました。

今回はそんな私の経験から、必要な授乳服って何だろうということを考えてみました。

 

 

授乳をしているお母さんのイラスト

 

 

《授乳服のメリット》

①授乳時の肌の露出が少ない

私的に授乳服が活躍するのは、外出時だと思っています。

お店や駅、テーマパークなどにある授乳室の多くはカーテンなどで目隠しできる半個室で、服をベローンとたくし上げるのは抵抗がありました。

「もし今、カーテンを開けられたら…」という心配があったからです。

授乳室は小さな兄弟連れのママが訪れることもあります。

こどもって、閉まってるカーテンだろうがなんだろうが、シャーッと開けてしまいそうじゃありませんか?

いくら母親同士であろうと、他人と授乳姿でこんにちはするのは気まずいですよね。

実は実際に授乳室で授乳していたところ、かくれんぼをしていたらしい小さな女の子がカーテンの内側に入ってきたことがあります。

その時の、お互いを包む気まずい空気といったら…。

それ以外にも何回かこどもに開けられそうになったことがあり、カーテンの外を元気な声が通り過ぎる度にドキドキしていたのでした。

 

なので、外出するときは胸の部分にジッパーが付いた授乳服を愛用するようになりました。

授乳体勢であっても肌が見えにくく安心感があり、授乳もしやすかったので自然とそうなった記憶があります。

 

 

②授乳しやすい

 私は外出時、授乳室がなければトイレの個室で授乳していました。

赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこした状態、つまり縦抱きの状態で授乳するのです。

そんなとき胸元だけ開くようになっている授乳服を着ていると、とても便利でした。

普段着だと服をたくし上げなければならず、授乳し終わった後に服装を整えるのに苦労します。抱っこ紐はエルゴを使っていましたが、腰ベルトがしっかりしているため服の裾を整える作業は困難を極めました。

 

あと、今だからカミングアウトすると…授乳しながら街中を歩いていたこともあります。

さすがにこれは授乳服でなければできませんでした。

いや、たとえ授乳服を着ていたにしても、授乳期を終えた今になって思い返すと相当恥ずかしいですね。

行きかう人たちも、まさか通りすがりの抱っこ紐したお母さんが乳をほっぽり出してブンブンあるいているとは思いもしないでしょうけども。

当時は1~3時間に1回は授乳する生活をしていたものですから、胸を出す感覚がマヒしていたのかもしれません。

「赤ちゃんの授乳時間も移動時間に当てられるし便利!」とか思っていましたが、

みなさんはあまり真似しない方が良いかと思います。

言われるまでもありませんかね…。

 

 

 《どんな授乳服がいるのか》

 今や授乳服といっても、様々なデザインのものが揃っています。

だからこそ、どんなものが良いのか迷いますよね。

デザインだけで決めるのも良いですが、普段使いするなら機能性にも着目してみてください。

ここでは『肌の見えにくさ』や、『授乳のしやすさ』に注目して独断で選んでみました。

 

①胸元にジッパーが付いているタイプ

『肌の見えにくさ』『授乳のしやすさ』を兼ねているのが、『胸元にジッパーが付いているタイプ』です。

このジッパーを開けると『授乳口』になるというわけです。

この授乳口が胸のセンターラインにくるものや、両脇側に分かれて設けられたもの、アンダーバストのラインにくるものなどがあります。

 

 ↓センターラインにジッパーがあるタイプ

 

 ↓脇下にジッパーがあるタイプ

 ↓アンダーバストのラインにジッパーがあるタイプ

 

ジッパーの見せ方も、ジッパーをデザインの一部としたものやジッパーが目立たないものがあり、デザインのバリエーションにも富んでいます。

胸元だけが開く仕様なので肌の露出が少なく、授乳もしやすいでしょう。

 

しいて言うと、アンダーバストのラインにジッパーがあるタイプのものは授乳に手馴れてからが良いかもしれません。

ジッパーで開けた上の服を片方の手で押さえておかないと赤ちゃんの顔にかかってくるからです。服が垂れてこないようにクリップや、授乳ストラップ(下画像参照)のようなものがあると便利かもしれません。

 

 

カシュクールタイプ

 カシュクールとは、胸元が着物みたいに打ち合わせにになっているデザインを言います。(下画像参照)

この合わせを開いて授乳するので『授乳のしやすさ』がある反面、授乳時の露出はやや高めです。それでも首元が延びることもなく、裾をまくり上げる煩わしさもないので、専ら家で授乳するときは重宝しました。

 

 

アンサンブルタイプ(もしくはセットアップとも言う)

アンサンブルタイプとは、布地、色、柄、デザインなどが統一して作られた一揃いの服のことです。(下画像参照)

 

ジャケットとスカートの組み合わせは、フォーマルシーンで良く目にします。授乳服の場合はジャケットとカシュクールのワンピース、もしくは授乳口のあるワンピースであることが多いようです。

私がお宮参り用に購入したのは前開きジャケットではなくて被るタイプに授乳口付きのワンピースだったので、『肌の見えにくさ』をクリアする反面、まくり上げる手間が要りました。

 

他にも、アンサンブルの良い所は着回しができるということです。例えばジャケットの代わりにカーディガンをワンピースに合わせたり、ジャケットを別のスカートに合わせたりという風に着こなしの幅が広がります。

また、ブラックフォーマルは突然必要になることもあるので、一着あると安心かもしれません。

 

 

 私がよく利用したサイトのバナーを下に貼っておきます。

 

 双方とも、マタニティから授乳期、卒乳してからも違和感なく着られるおしゃれなアイテムがたくさん揃っています。

ぜひ、お気に入りの一着を見つけてくださいね。

 

 

《産後の予定に合わせて購入しておく》

さて、たくさんあって悩むことでしょうが、あまりゆっくりしていると服を選ぶ余裕がなくなってきます。

特に産後は赤ちゃんのお世話に追われバタバタします。それでも産後1カ月を目安にちょこちょこ外出する機会が出てくるからです。

 

 

①1カ月検診

私は退院する日に1カ月検診の日を予約して帰りました。

1カ月は長いようであっという間でした。新生児のお世話で常に眠く、どこかへ行く気力もなかったため、1カ月検診が産後初めての外出となりました。

ただ、入院していた病院ということもあり、勝手がわかるので外出先としてはハードルは低めでした。外来の人が使う授乳スペースのことを退院する日に聞いておくと、授乳服の方が良いか、前開きシャツで事足りるかイメージしやすいでしょう。

 

 

②お宮参り

お宮参りも赤ちゃんが生まれて1カ月くらいを目安に行いますが、1カ月検診よりもこちらの装いの方が気を遣う理由は、『写真に残る』ということです。

配送に時間がかかったり欲しいサイズが売り切れていたり、サイズが合わず交換したりすることもあるので、早めに用意しておく方が無難です。

産後は胸が張ることを念頭に置き、すこし余裕のあるデザインを選んでおくと良いでしょう。

 

また、私は神社の授乳スペースが部屋の一室で仕切りなどもないということを電話で確認してあったので、授乳ケープを購入しました。

しかしお宮参りの日に初めて使用したため赤ちゃんが集中できず、いつものように授乳できませんでした。これ以降も何度か使おうとしましたが、赤ちゃんが嫌がり結局お蔵入りしてしまいました。

授乳ケープを使用するつもりなら、普段から使用して赤ちゃんにも慣れてもらうようにしておいた方が良いと思います。

 

 

お食い初め

お食い初めは赤ちゃんの生後100日を目処に行います。

これも写真に残るので、きちんとした服装で臨みたいものです。

お宮参りのときに着たものでも良いでしょうし、アンサンブルタイプのワンピースにカーディガンを羽織って違いを出しても良いでしょう。

 

 

 

 《赤ちゃんとのおでかけを楽しんで》

私は小さな赤ちゃんを連れていると思うと、外出するのがとても億劫でした。

授乳の間隔も短いし、オムツや着替えなどで荷物も多い、外でぐずったら必死にあやさねばならず、カフェでゆっくりお茶なんてできません。

 

それでも他に保護者が居てくれる時は外出するのが楽しみでした。育児疲れで家の中では適当な恰好でも、おしゃれをして外にでるとリフレッシュできましたから。

みなさんも、おしゃれでスマートに授乳もできる授乳服を着て赤ちゃんとのおでかけを楽しんでみてくださいね。