夏越え妊婦さんにおすすめ~ストール・アームカバー編~
前回、腹巻が産前産後を通して便利だという記事を書きました。
妊婦さんが腹巻をするメリットはお腹を温めてくれたり、汗取りとして使えたりすることです。
産後に関していうと、冬場の授乳タイムに腰と背中を温めてくれるアイテムとして重宝することも語らせていただきました。
そして今回ですが、腹巻以外にも夏越えの妊婦さんにおすすめしたいものがあったことを思い出したのでオススメしたいと思いました。
それは題名からもわかる通り、『ストール』と『アームカバー』です。
実際私も愛用していたのですが、腹巻ではカバーできない首や肩周りの冷房の風よけとして便利だったので、予定や気温に合わせて併用したり使い分けをしたりしていました。
また、上の子が幼稚園に通うようになった今でも活躍していて、卒乳した後にも使用頻度は高めです。
もし興味のある方は読んでみてください。
《ストールのメリット》
①首・肩周りを冷気から守る
夏になると、冷房の風で体が冷えすぎてしまった経験はありませんか?
外は暑いので汗をかくのですが、それが冷房で冷やされると寒くなってきますよね。
そんなとき、さっと肩周りにかけられるストールが便利でした。
カーディガンでも良いのですが、電車に乗っているときはストールが便利です。
なぜなら、立っていても、鞄を肩に掛けていてもぐるっと巻きやすいからです。
使わないときは鞄の上に被せると、鞄の中身が見えず目隠しとしても使えます。
私は仕事中はカーディガン、通勤中はストールという風に使い分けていました。
②普段のおしゃれに使える
防寒だけではなく、普段のおしゃれとしても活躍してくれます。
というか、ストールからすればこちらが本業のようなものですよね。
これは私の出産後の体験談なのですが、赤ちゃんと触れ合う内に服がどんどんシンプルになっていったことがありました。
赤ちゃんはデザイン性のある部分に気を取られて授乳に集中できないようだし、ざっくり編みのニットは細い指が入って危ないのではとハラハラするし、ミルクを吐き戻されたりして汚れたりするからです。
そんなオシャレに気を遣えない状況にあっても、スーパーに買い物へ行ったり、公園を散歩したりと、ちょっとした外出をすることはあります。
そしてこういうときに限って知り合いに会ったりするのです。
「あの人、いつ会っても同じようなTシャツ姿ね」なんて、思われてたかもしれません。
私はそういうことが、じわじわ気になる性格でして…。
出かける前にさっとできるオシャレはないものかと考えました。
そこでなんとなく巻いてみたストールが、オシャレとまで言う自信はないものの、手抜きには見えない感じにしてくれたのです。
同じTシャツでもストールを巻くと雰囲気が変わることも、お気に入りのポイントになりました。
また、オシャレ以外にストールの優秀なところは赤ちゃんを傷つけないところ。そして赤ちゃんに破壊されて小さな破片などに分かれないところです。
従ってネックレスや揺れるピアスと違って、誤飲する可能性も低いのです。
私は無地の明るいピンク、柄物のやや彩度の低いバイカラー(2色使い)、柄物の明るいグレー、の3種類を持っています。
自分の服に合わせてコントラストのバランスがとれるように何種類かあると使いやすいですよ。
③赤ちゃんの風よけとして使える
カフェで思わず冷房の風があたる席に座ってしまったときなどは、赤ちゃんの風よけにもなります。
また、児童館のプレイルームで眠ってしまったときなど、「まさか寝ると思わなかったからブランケット持ってきてないよ!」というときにも重宝しました。
あとは車内で移動してるとき、日除けにもしてました。
赤ちゃんがせっかく寝てるのに、日差しが顔に当たって起きてしまうのではと思ったことがあり試してみました。
チャイルドシートと車内のドア上部に付いてる取手のような所にひっかけてカーテンのようにしたのです。
このように、シンプルな形だからこそ、アイディア次第で使い方は他にもありそうです。
《どんなストールが良いのか》
①無地
着回し力抜群なのが、無地のストールです。
服の好みにもよりますが、シンプルな服の人も華やかな服の人も合わせやすいかと思います。
シンプル派の人はフリンジやタッセル付きのものを選ぶと良いアクセントになるかもしれませんね。
②程よいボリューム
幅の細いストールだと、ちょっと民族感が出るような気がしませんか? そういうスタイルが好きな人にはお勧めですが、Tシャツやブラウス、ワンピースに合わせるのは難しそうです。
素材にもよりますが、幅は60センチくらいあれば程よいボリュームが出せると思います。
③水洗いできるもの
夏場も使うことを考えたら、自宅で洗濯できるものが良いですね。
一番楽なのはネットに入れて洗濯機へポンです。お気に入りを使うのも良いですが、夏場のアイテムは『洗濯できるかどうか』で家事の負担が減ります。
特に妊婦さんは悪阻などで思うように動けなかったりしますから、手を抜けるアイテムを持っておくと重宝します。
あなたが「汗?吸収吸収!週末までファ〇リーズで凌いで洗えばいいやん」ってタイプの人ではないのなら、購入の前に参考にしてみてくださいね。
NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティベーシック)はシンプルで使いやすい上に値段もリーズナブルなので、引っかけることを気にせず使えます。
私が持っているピンクの薄手のストールに近いもの(サイズを含め)もありました。
この、春~夏に使えそうな薄手のストールは、ネットに入れて洗濯機で洗うことができます。
商品レビュー
水色を購入しました。とてもきれいな発色で、シンプルなコーデによく映えます。
まだまだ気温差が激しいこの季節、朝晩だけちょっと首に巻いたりするのにとても便利です。
購入した方からは発色とサイズ感の良さが好評化に繋がっているようです。
寒暖差のある季節にも体温調節のできるアイテムとして便利なようですね。
こちらのサックスブルーのストールはリネン素材でさらりと着用できそうです。
手洗い推奨とのことですが、結構薄手なので個別で洗うのも楽そうです。
ところで、ずぼらな私は手洗いの選択絵表示があってもネットに入れて洗ってしまったりします。
高価な商品だと躊躇いますが、お値段2000円前後ならハードルは低めです。
皆さんはどうですか?
これらのストールはどちらも『サンエービーディーオンラインストア』で購入することができます。
こちらのファッション通販サイトはNATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティーベーシック)やJILL by JILLSTUART(ジル バイ ジルスチュアート)、FREE'S MART(フリーズ マート)などのブランドを取り扱っています。
ストール以外にも様々なファッションアイテムが揃っているので眺めているだけでも楽しいですよ。
また、会員サービスのメリットが高く、お店でもWEBでもブランド横断でポイントを貯めたり、使用することができます。
これらのブランドが好きな人には有難いシステムですね。
サンエービーディーオンラインストア - SANEI bd ONLINE STORE
《アームカバーのメリット》
①日焼け対策に使える
妊婦さんは日焼けしやすいということをご存じですか?
ホルモンバランスの変化により紫外線の感受性が強まることが原因なのですが、
私はこれを知らずに1人目を妊娠しているときに足の甲に日焼け止めを塗り忘れ、いつの間にか焼けてしまいました。
そしてそれが今もうっすら残っているという恐怖…。
元々、日焼けしたくないタイプなので腕や顔は頑張って日焼け対策をしていましたが、こういう、意外な部分のうっかり焼けには対応できませんでした。
また、日焼け止めは小まめに塗り直しが必要だったり、塗り忘れる部分があったりと、面倒に感じていました。
出産後、赤ちゃんに日焼け止めが触れるのが気になってアームカバーを着用し出したのですが、腕の部分だけでもいちいち塗り直さなくて良いのは楽ですよ。
②肌寒い時の防寒具として使える
ストールと被る点でもあるのですが、大きく違うのは腕を完全にカバーできることです。ストールだけだと下から冷気が入ってくるのですが、アームカバーは腕をすっぽり覆えるのでそれがありません。
また、ストールよりコンパクトなので、鞄の中で場所を取りません。
《どんなアームカバーが良いのか》
①遮光性が高いもの
日焼け止めを塗らないので、紫外線をカットしてくれるタイプのものが良いでしょう。
同じ商品でも色によって遮光性に違いがあるものもあります。
日焼けしたくない人は、なるべく遮光性の高いものを選ぶ方が良いでしょう。
②ゆとりのあるもの
腕にフィットしている方が着用したときにキレイに見えるのですが、汗をかくとピタッと張り付いて気持ち悪いことになります。
快適さを求めるなら、腕をゆったりと覆ってくれるタイプのものがオススメです。
③メッシュ仕様になっているもの
ゆとりのあるタイプのものでも、真夏に着用すると暑く感じるでしょう。
以前、無印のアームカバーを使っていたときは「もう無理!」とはずしてしまうこともありました。
形が細身で腕にフィットするのでラインがキレイなだけに残念なのですが、真夏は着用したくないですね…。
今は腕の内側だけがメッシュ仕様になっているタイプのものを使っていますが、メッシュ部分のないもと比べるとムレ具合が違います。
特に違いを感じるのは風が吹いたときです。
汗が冷えて涼しいのと、風がアームカバー内のムレを追い出してくれる感じがします。
《おすすめアームカバー》
メッシュ仕様のアームカバー
私が使ってまぁ良いなと思ったのが、[http://シメファブリック:title]というお店のアームカバーです。
UVカット・冷感加工・抗菌防臭・肘上まで隠れるロング丈・内側メッシュ使用で通気性あり・20種類のデザインから選べる というものです。
UVカット・冷感加工・抗菌防臭の効果は1シーズンが目安だそうですが、
これでお値段が税込421円だというので試しに買ってみたのです。
使用した感想
私はこのほかに無印のアームカバーも持っているので、それとの比較になりますが、
耐性に関しては無印の方が上です。
メッシュ仕様の方はマジックテープとかの細かい引っ掛かりが苦手なようで、よく糸がピーっと出てきます。
ただ、このメッシュなところが暑い夏には重要になってくると考えます。
無印のアームカバーは通気性や着心地の点で、メッシュ仕様の方には適わないと感じるからです。
メッシュ仕様の方は、柔らかい生地でできたゆとりのあるデザインでありながら、二の腕でゴムがピタッと止まりずれ落ちてくる心配もありません。
私は値段相応かなと思い、生地が弱いところなども気になりませんでした。
むしろ、この夏使い倒してやろうと思っています。
夜洗濯すれば、朝には乾きますからね。
気になる方はお試ししてみても良いかもしれません。
遮光率の記載されていない商品の場合は、素材に注目してみてください。
コットンよりもポリエステルの方が紫外線をカットしてくれるので、商品を選ぶ際の参考にしてくださいね。
《冷え取りアイテムを活用しましょう》
私が妊婦のとき、夏は外の暑さと室内との寒暖差に悩まされました。
真夏の新快速電車やオフィスの冷房など、寒いと感じる場所にいなければならないのが大変なところです。
急激に体温が下がるとお腹も張りやすいので、体温調節がしやすいようにいろいろ工夫をしてみてください。