megmogu’s diary

帝王切開ママの気持ちに寄り添いたい、2歳と4歳の子供をもつ30代主婦の子育て記録。

産婦人科を選ぶ基準は何ですか?

産婦人科って、子供を授かってから生まれてくるまで診てくれる場所だから

信頼できる病院が良いですよね。

 

医師の評判や、病院への通いやすさ、スタッフが親切かなども関係してくるでしょうが、実際に妊婦になってから探すのは大変ですよね。

私は地元の通いやすい産婦人科で2児を出産しましたが、

最近になって、病院選びの基準の1つに女医がいることの重要性を感じました。

今回はそう思ったきっかけをまとめました。

女性のお医者さんのイラスト「優しそうな女医さん」

 

 

 

 

産婦人科選び

婦人科の検診を受けておくと良い

妊婦になってから納得の行く産婦人科を探すのはとても大変だと思います。

私は妊娠初期からつわりがひどく、会社務めしていたこともあり

産婦人科を探す余裕はありませんでした。

こんなにも動けないものなのかと。

 

もっと、妊娠したときのことを考え婦人科検診などを定期的に受けて、近隣の産婦人科巡りをしておけば良かったなと思いました。

婦人系のガン検診とか、生理不順とか、体調が悪いときに病院に行く感覚で行っとけば良かったなぁと。

病院の雰囲気や医師の人柄などを知ることができますし、納得していれば

安心して通うことができますよね。

 

 

通いやすさと評判で選んだ

私が1人目を妊娠したと知ったのは、市販の妊娠検査薬を使って陽性が出たからでした。

それでも本当に妊娠しているのかは、産婦人科に行ってエコー検査しないとわからないと思っていたのですが、

医師からは「市販の検査薬の精度は高くて、陽性ならほぼ確実に妊娠してるよ。」とのことでした。

そんな、わからないことだらけだった私は、病院選びも何となくでした。

だから通いやすさと、地元で長く続いている病院という理由で選びました。

結果的に無事に2児を出産できたので良かったのですがね。

 

女医の重要性

男性医師との違い

私は1人目が逆子だったことを理由に帝王切開を経験しています。

妊婦初期に抱いていた「出産」のイメージと違ったことにショックを受けましたし、

初めての手術に不安もありました。

そのときの記事はこちらから↓

「帝王切開」検索地獄 - megmogu’s diary

 

帝王切開とは、開腹手術ですから、傷痕が残ります。

そのことも当時の私を悩ませていました。

どんな傷跡になるのか、どの位置に残るのかなど、担当の男性医師に聞いたことがありました。

すると、「ビキニでも着るの?」という答えが返ってきたのです。

 

はじめはその言葉を信じられなくて「いや…」としか返せず、脳内プチフリーズ状態でした。

傷が見えるか見えないかが問題じゃないんです。

傷を負うこと自体が不安だったんです。

HPのあいさつ文では「女性の心に寄り添う医療を心がけている」という殊勝な言葉を載せていたのに、この気持ちは分かってもらえないんだなと純粋に心が傷つきました。

そしてプチフリーズしてタイミングを逃し反論できなかった自分が情けなくなりました。

 

もしかしたら冗談のつもりだったのかもしれません。

それでもあの状況で冗談を言う男性医師の心情は、女性の私には理解できませんでした。

そして、女医ならばこういう冗談は言わないだろうなと漠然と思ったのでした。

 

同じ女性だからこそ

そんな男性医師を2人目の時も担当に選んだのは、1人目の手術跡が予想よりも綺麗だったからです。人柄と医師の腕は別物だなと思い、2人目も診てもらいました。

結局は手術の執刀医である担当医に、最初から任せるのが安心だと思ったのですね。

 

無事2人目を出産し子供の検診も終わった後、次に産婦人科に行ったのは

生理日以外に不正出血が起こったときでした。

子供を妊娠~出産してしばらくは生理がありません。個人差がありますが産後数ヶ月で生理が始まります。

因みに2人目のとき、私は8ヶ月で生理がきました。

 

そのとき、偶然予定が空いていて診てくれた女医がとても素敵な人でした。

この産婦人科は男性医師2人、女性医師1人で、女医は私の都合の良い日と予定が合わず会ったことすらありませんでした。

また、人気があるのか予約も取りにくい上に長い間待たされることも多いらしく、

私は「すぐ診てくれるなら男でも女でも構わないわ」という感じだったので診てもらう機会がありませんでした。

 

ただ、その女医に検査してもらって驚いたのは検査の細やかさ。

男性医師のときも同じように、エコー画像を見る時は

膣に機械を入れるのですが、まぁ毎回苦痛なんですよ。

痛くて。

それが女医ではありませんでした。

また、検査中も「大丈夫?」と気遣ってくれるのが嬉しかったですね。

 

今まで「医者なんてみんな同じでしょ。早く診てもらって終わる方が良いでしょ。」

とか思っていた私には衝撃でした。

「そりゃあ人気あるわ!」と納得しました。

女性同士で相談もしやすいですし、アドバイスも的確ですし、女性の心に寄り添った診察をしてくれました。

 

 

 産婦人科選びに迷ったら…

以上のことから、年に1回の子宮頸がん検査も予定を合わせてこの女性医師にお願いしていますが、検査や診察も合わせて未だ不快な思いをしたことがありません。

人間同士ですから、多少は相性もあるでしょう。

なので、全ての女性医師をおすすめ!とは言えませんが、

男性・女性という性別の壁はあるなと感じました。

 

もし、産婦人科選びに迷っている妊婦さんがいるなら

女性医師がいるかどうかも、基準に加えてほしいなと思います。