子供が風邪薬を飲んでくれないとき、どうしてますか?
もうすぐクリスマスですね。
街も綺麗に彩られて楽しそうな雰囲気ですが、今年の12月は寒暖の差が激しいですよね。みなさん、体調を崩していませんか?
こちらは最近こどもたちがハナタレ気味で、風邪かな…?と嫌な予感がしています。
私には4歳と2歳のこどもがいるのですが、上の子が1歳半~2歳の頃は風邪薬を飲ませるのに手こずっていました。
今回は、こどもに風邪薬を飲ませようといろいろ試した中で
おすすめの方法をまとめました。
《シロップより粉薬》
上の子が保育園に通っていた1歳半くらいから、よく風邪を貰って帰ってきました。
はじめはシロップの風邪薬を飲ませていて、抵抗なく飲んでくれてましたが、
ある日突然の拒否!
まーーったく飲んでくれなくなりました。
なだめても、あやしても、言葉で説明してもダメでした。
無理やり…も試しましたが、嫌がって泣きわめき動きまくるこどもにこぼれやすいシロップを飲ませるのは至難の業でした。
そこでおすすめしたいのが「粉薬」です。
この粉薬を他のものと混ぜてあげるのが一番効率よく、かつ飲んでくれる確率が上がりました。
《粉薬、何に混ぜる?》
ごく少量の水
初めての子で1歳半の赤ちゃんでしたから、当時の私はあまり甘いものをあげたくありませんでした。
そこでごく少量の水でねっとりした感じに溶いてあげてました。薬の量にもよりますが、水の量は1~2滴です。
この方法で良い所は、①甘いものをあげずに済むこと。②シロップよりも少量で飲ませやすく、口からこぼれにくいことです。
飲ませるのに抵抗されても、ほんのわずかな量なのでシロップのように何口かに分ける必要がなく、「結構多く口に入っちゃった!」という失敗もありません。
アイスクリーム(チョコ味がおすすめ!)
ごく少量の水で対応できないのが「抗生物質」です。
オレンジ色で粒子の大きな粉薬は、水に溶けにくくあげにくい。
なにか他に良い方法ないかな、と試したのがアイスクリームでした。
この頃、歯磨きも手こずっていたのであまり甘いものをあげたくなかったのですが
背に腹は代えられませんでした。
おすすめは、チョコ味です。
チョコレートアイスが、抗生物質の独特の色味と味(私は飲んでないのでわかりませんが…)をごまかしてくれます。
アイス初体験の赤ちゃんには、はじめの一口を薬を混ぜずに与えてみると良いですよ。
「え、何これおいしい!」って感じで目がキラキラ。次に薬を混ぜて口元まで運ぶと自分から口を開けてくれるようになります。
3日くらい毎食後に飲ませることになるので、アイスは蓋付きのものを買うか、カップ全体が入る大きさのタッパーかジップロックに入れると便利でした。
岩のり
こう言うとなんですが、うちの長女は割と神経質で気難しい方です。
だからなのか、イヤイヤ期のせいなのか、あんなに気に入っていたチョコレートアイス(粉薬入り)を拒否した時期がありました。
アイスの味をバニラ、ストロベリーと変えてもダメでした。
突然の拒否で、次の手が思いつかなくてオロオロ。
病院の看護師さんに相談してみると、なんと「岩のり」をおすすめされました。
看護師さん曰く、「甘いものが嫌いな子には岩のりが良いよ。特にご飯好きにはうける。」のだそう。
「白いご飯の友」というイメージから、まったくノーマークだったのですが
うちの子にはハマりました。
最初、見た目で嫌そうにしましたが、ご飯に薬を入れていない岩のりを混ぜてあげると気に入ってくれたようでした。
甘いものを一通り試してダメだった人、ぜひ試してみてくださいね。
おくすりのめたね
あの、ゼリーに包んで飲ませやすくする商品ですね。
味はブドウ味がおすすめだと薬局の人に勧められ購入しましたが、
結果、我が家の上の子にはダメでした。
今までゼリーを食べたことがなかったからなのか、見た瞬間拒否されました。
ためしに市販のゼリー(薬は入れない)で慣らそうとしましたが、舌触りが嫌なのか
口に入れてもべーっと出してしまい断念…。
ゼリー好きのお子様には有効なのかもしれませんね。
因みに、ブドウ味をおすすめされた理由は、こどもの想像する「ブドウ味」と相違が少ないためだと言われました。
確かに、イチゴ味って香料の味がする商品が多いですものね。
果物のイチゴを想像して食べると違和感があるのかもしれません。
《食事に混ぜるのは×》
知らないうちに飲ませるということで良さそうに思えるのですが、食事に混ぜるのはおすすめできません。
例えば味噌汁に混ぜたとしましょう。薬も無味ではないので微妙に味が変わってしまいます。そうすると、「味噌汁は変な味がする!」と思わせてしまい、薬を混ぜていない味噌汁も飲んでくれなくなってしまうそうです。
アイスクリームとかで嫌になるならまだしも、味噌汁やごはん、他のおかずを嫌いになられると困りますよね。
スムーズに離乳食を進めるためにも、食事に薬をまぜるのは良くありません。
《飲めたらご褒美は4歳くらいから》
「この薬、飲めたらお菓子あげるよ~。」という交換条件は、4歳前後になると使えます。
裏を返すと、それまではごまかしごまかし飲ませるしかないということです。
しかし、紹介した方法を実践してからは、薬を飲ませるのが楽になりました。
岩のりにハマっていた長女も、いつの間にかチョコレートアイスに戻り、4歳になった今では自分から口を開けて待っててくれます。
2人目はいろいろハードルが下がると言いますが、その通りとなり、
最初からチョコレートアイスです…。
ときどき、イヤイヤしますが、大好きなアナ雪のシーンを再現すると飲んでくれます。
そのシーンでのセリフ。
【エルサ】「何か良いにおいがしない?」
(2人でにおいをかぐ仕草をする)
【アナ・エルサ】「チョコレートだ!」
これを1人芝居します。自分を捨てて。
ぐずったとき、ガラッと雰囲気を変えるのは我が家の2人目に有効な手段なのです。
こどもの性格に合わせて、「アイス食べよっか!」と盛り上げてからあげても良いでしょうし、いきなり「はい、アイスあげちゃう!あーん!」と口元に持って行っても良いでしょう。
ちょっと面倒ですが、あなただけの正攻法を見つけてみてください。
このブログにそのお手伝いができていれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)