上の子の赤ちゃん返りについて
我が家は上が4歳、下が2歳の姉妹です。
弟や妹が生まれるのは嬉しいことですが、困るのが上の子の赤ちゃん返りですよね。
私も上の子の赤ちゃん返りには手を焼きました。
今回は、そのときの対処法などについてまとめました。
《上の子の赤ちゃん返り》
妊娠中から好意的だった
下の子を妊娠中、上の子はまだ2歳前でした。それでも何となくお腹に赤ちゃんがいることをわかっていたようです。
つわりで横になる私のお腹にブランケットを掛けてくれたり、
「赤ちゃんにあげる」と、ぬいぐるみを持ってきたりしてくれました。
出産後も「お姉ちゃん」として頑張っていた
赤ちゃんを抱っこしたがったり、オムツを持ってきたり、お世話をやきたがっていました。
ベビーベッドを覗き込んでは「かわいいね」と言って笑ってました。
生後6ヶ月頃からだんだん…
この頃、2歳半で保育園児だった上の子。
突然、朝に「保育園行きたくない!」と泣きわめくようになりました。
下の子を抱っこして保育園を後にする私を見て、「赤ちゃんは家でママといるのになんで私は保育園?」と不満だったのかもしれません。
激しく泣き喚いていたのは2週間くらいでしたが、この頃から下の子を「いや」とか、「きらい」とか言い出しました。
「ママがして」が口癖の大きな赤ちゃん
赤ちゃん返りの根底は「寂しい気持ち」
《上の子への接し方》
我慢していることを認めてあげる
まずはママの心構えです。
わかりにくくても、上の子は我慢していることがあります。
特に女の子は「かわいいね」など、建前を言うことがあるので、わかりにくいかもしれませんね。
でも心の中ではママを取られてしまったと、不安に思ってるかもしれません。
悪さをしたときも、そういう気持ちがあると心に留めて置くだけで、いつもより上の子に優しくなれますよ。
気持ちを言葉にする
上の子のがんばりを褒めたり、あなたのことも大好きという気持ちを言葉にしてあげるのが良いと思います。
つい、悪いところばかり目に付きますが、がんばったときには思い切り褒めてあげましょう。可愛いなと思ったときには素直に伝えましょう。
「がんばったね!」、「えらいね」、「大好だよ」など、言葉にすることで
上の子に、「ママが自分のことを見てくれてる」、「自分はママに愛されている」ということをわかってもらいましょう。
純日本人の私は、こういう表現があまり得意ではないので慣れるまで大変でした。
それでも、うちの子は「大好きよ!」と言うと照れたような、でもすごく嬉しそうな顔をしてました。
相手が喜んでいるのがわかったら、あなたもきっと続けられますよ。
ぎゅっと抱きしめる
赤ちゃんは抱っこの機会も多いですが、上の子とのスキンシップは不足しがちです。
積極的にスキンシップしましょう。
頑張ったときだけでなく、「おはよう」や「おやすみ」の挨拶の後にしてもいいですね。
《最後に》
姉?妹?自分はどうしてほしかったか思い出してみる
私自身が姉妹の姉であることで、幼心に妹を羨ましく思っていました。
母が可愛がっていたのもありますが、妹自身が天真爛漫で愛嬌があったからです。
私は妹ほど、素直にも上手にも甘えられず、甘えたい気持ちを抑えていました。
そのことを思い出し、上の子の気持ちに寄り添って気付けば1年半…
最近では大分自立してきました。
前ほど私に付きまといませんし、妹と一緒に遊んだりもします。
「いや」とかは言いますけどね…。
同じように、妹だったママもいるでしょう。
妹には妹の、思うところがありますよね。
ぜひ、そのときの気持ちを生かしてください。
今回は「姉」の気持ちに特化して書きました。上の子が女の子というママの育児の参考になれば幸いです。
毎日はむり、継続が大事
今、上の子を見てると昔の自分を見ているような気持ちになります。
また、下の子を可愛がりたい昔の母の気持ちもわかります。
慌ただしい中では、私も上の子ばかりを気遣えなかったりで自己嫌悪…
それでも気づいたときが、やり直しのときです。
そう思い、気を取り直してます。
「今」を楽しむ
また、大きくなるにつれスキンシップは減っていくのかもしれません。
赤ちゃん返りを防止・対処法としてだけでなく、純粋に上の子との関わりを楽しむ気持ちでやってみてください。
嬉しそうな顔をしてくれる今のうちに、たくさんスキンシップしましょう!