megmogu’s diary

帝王切開ママの気持ちに寄り添いたい、2歳と4歳の子供をもつ30代主婦の子育て記録。

逆子を治す?

病気でも無いのに「治す」というのが、どうにも引っかかってしまいますが…。

赤ちゃんを「頭位」にするための方法は、「逆子治療」なんて言われたりします。

「逆子」とは、下のイラストのように赤ちゃんのお尻が子宮口側へ向いている胎位のことです。

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私はお腹の赤ちゃんが逆子だったため、

帝王切開手術にて、出産しました。

手術だけど、お産の一つだと考えて

「出産した」と、言えるようになりました。


でも、こんな風に考えられるようになったのは産後のお話し。

産前の私は、「帝王切開」で産むことに

抵抗を感じていました。


妊娠前は産み方なんて気にもしていなかったのに、いざ「自然分娩できないよ。」と言われると

途端に「自然分娩」への憧れというか、執着のようなものが生まれてしまいました。


そこで、「逆子」を「頭位」にするために、

いろんなことを試してみました。

逆子体操、お灸、ヨガ、赤ちゃんに呼びかける、など。

もう、藁にもすがる思いでした。


「そんなにまでして自然分娩で産みたいの?」

産前の私の答えは「はい。」でした。


それには理由があります。

帝王切開をする理由は「逆子」だけではありません。他にもいくつかあるのです。その中の一つに、「既往帝王切開」というものがあります。

以前、帝王切開をした人は次の妊娠時も帝王切開で出産するということです。

だから私は、自然分娩のチャンスは一人目の妊娠時しかないと思って、いろいろ試したのでした。


また、帝王切開をすることになっても、

「あの時、あれをしていれば…もしかしたら…。」

と、未練を残したくないのもありました。


実は逆子でも、自然分娩で産ませてくれる病院もあるそうなのですが、

リスクの面から、帝王切開を行う病院がほとんどだそうです。

私の通っている病院もそうでした。

臨月にもなって産院を変えることや、赤ちゃんの安全を考えると、「逆子で自然分娩」という選択はできませんでした。


私の場合は、というだけで「逆子で自然分娩」を否定するつもりはありません。

ママの考え方の数だけ、出産方法があって良いと思います。


みなさんは赤ちゃんが「逆子」だったら、

どうしますか?